オーストラリアのワラン・イースト町にあるカトリック小学校アワー・レイディー・オブ・ザ・ウェイの生徒たちは国民の祝日である木の日に植樹を行いました。
5年生と6年生の生徒たちは教室を飛び出し、学校のベジガーデンで約80本の原生林を植樹、また環境がいかに壊れやすい生態系であることを学びました。
この小学校ではミッチェル・シャイア協議会とメリ・クリーク ランドケアと協力し、生徒たちに自分たちが貢献している動植物について教えることにしました。
ミッチェル・シャイア協議会の環境コーディネーターであるエリゼ・ケリーさんはさまざまな種類の自生植物を見せながら、その植物はどう成長するのかまた環境に適応するためにどう変化していくのかを生徒たちに教える。
「子どもたちは土に触れながら、遊び場に木を植え、長く育てることができる喜びを感じています。この木がどれだけ大きくなるか、春には花が咲くか、そんな話もしました」
とエリゼさんが語ります。
「ワラン・イースト町のさまざまな動物、植物について、そしてこの学校とこの地域全体が元は沼地だった場所にあることを話しました」
5年生と6年生生徒たちの担任であるマークさんは、生徒たちは植樹を楽しみにしていたと語りました。
「思い出に残る体験型のイベントをもっと増やす必要があると思います。体験したことを生かして、自分の家の庭の手入れもできるようなればと期待しています。そして、周りの人にも伝えていって欲しいと思います」
また、環境保全を指導するリーダーでもあるクリス・コバーンさんもこの木の日の活動に参加し、この地域に生息する珍しい鳥や動物について生徒たちに伝えました。
「この場所を緑化することで、子供たちは植物の種類や環境における植物の目的を学ぶことができるのです」
と語ります。
ソース:https://ncreview.com.au/2022/08/16/students-help-the-environment/