台湾の北東部にある宜蘭(ぎらん)県の政府は、港町である蘇澳(すおう)で野生の亀の放流と保護促進イベントを開催しました。県政府の発表によると、このアオウミガメは漁師が定置網の中に入れていたのを発見し、すぐに海洋巡視検査事務所を通じて県政府に報告しました。 カメは、明らかな外傷は受けていないものの、当時は非常に弱っていました。 海洋大学のウミガメ研究団体による初期検査の後、大学に持ち帰って診療と観察を行いました。約2ヶ月後、カメの健康状況が取り戻されたのを確認し、地元の生徒たちとともに海に戻しました。
林姿妙県長によると、沖合は漁業が盛んで、沿岸の汚染が深刻なため、ウミガメが網に絡まったり、廃棄物を誤って摂取したり、あるいは船に衝突したりして、傷ついたり死んだりすることが多いといいます。 海洋動物の救助と保護は、このような悲劇の発生を防ぐために、多くの官民組織と一般の人々の協力が必要なのです。
「海の生態系は、私たちの配慮と協力が必要です。プラスチックごみなどを減らすことから始め、海の持続可能性と生物多様性を守るために行動することを呼びかけていきたいと思います」
と県長は語ります。
ソース:
https://today.line.me/tw/v2/article/39jjlM