アイスランドにある「Hjalli幼稚園」は、性別に対する固定観念を打ち破る教育を行なっています。 Hjalliはアイスランド語で「タブーを破る」という意味です。
幼稚園の創設者マーガレット女史は、
「『ジェンダーフリー教育』を実現するための最良の方法は、両者の違いを知ること」だといいます。
例えば、女の子はもともと華奢で繊細な性格で、男の子はエネルギッシュな性格だったりします。そこで、幼稚園では男の子にはおままごとをさせたり、化粧水やマニキュアを塗ったりさせて、落ち着いた活動をさせています。また、女の子には窓辺で飛び跳ねたり、裸足で走り回るなど乱暴な遊びをさせたりして、運動能力を高めるようにさせています。
本当の意味での「男女共同参画」を実現するために、日々の活動を小グループに分けて行います。 子どもたちをさまざまなポジションに交代させることで、全員がリーダーシップや実行力を身につけ、自信と自立心を育む機会となっています。
幼稚園では、性別に関係なくすべての子どもたちに平等の注意を払い、トレーニングを行うことを重視しています。 男の子のための特別なアウトドアプログラムや、女の子のための活動的ではないプログラムはありません。
幼稚園では、男の子も女の子も、どのように交流し、どのようにお互いを尊重し、どのように友人関係を築くかを教えられます。
お互いの違いを理解することで、子どもたちは「平等」を学んでいます。
ソース:https://www.niusnews.com/=P265c570